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  • Masaki Nagaya

パパナポリタン。



今思えば、母は料理が得意だったと思う。どこかで食べて、美味しいかった料理を再現するのが好きだったようで、いろんなものを作ってくれた。

唐揚げに凝ったことがあって、イマイチの唐揚げを何度も食べさせられた(笑)。しかし、研究を重ねて完成させた味は、店で食べるよりも美味しかった。

あと、母が作ったハンバーグも美味しかったな。フワフワの食感で炒めた玉ネギが入っていた。コロッケやポテトサラダも絶品だった。それらが私にとっての「おふくろの味」かもしれない。

「おふくろの味」は、よく耳にするが、「おやじの味」は聞いたことがない。実際、私の父が作るのはインスタントラーメンくらいで、ほとんどキッチンに立つことはなかった。だから、父が作った料理を食べたことがない。

読者様ならおわかりだと思うが、私は気分転換に料理をする。とはいっても、チャーハンや焼きそば、カレーといった簡単なものだけどね。それは子供たちには好評で、幼い頃は私が作ったものを「パパチャーハン」や「パパカレー」と呼び、喜んで食べた。

昨夜は、長男が不在で、次男と女房、私の3人での夕食を摂ることになっていた。ふと、次男は私が作ったナポリタンスパゲティーが好きだったことを思い出した。急ぎの原稿は書き終わったし、翌日の撮影の準備も終わったので、夕飯は私が作ることに。メニューはもちろん、ナポリタンだ。

具材は細切りにした玉ネギとピーマン、ウインナー。本当は赤ウインナーがあればベストだが、たまたま冷蔵庫に「ウイニー」があったので、それを代用した。

熱したフライパンにオリーブオイルをやや多めに入れて、野菜とウインナーを炒める。野菜がしんなりしたところで、茹で上げたパスタを投入する。3人前の麺をイッキに入れたので、フライパンが振りにくい(笑)。

パスタは茹で上げなので、そんなに炒める必要もない。具材とパスタが混ざったら、塩とコショウ、コンソメを入れて味をつけていく。味がまんべんなく行き渡ったところでケチャップを入れて炒めて完成。簡単なものだ。

やはり、次男は「うん、美味しい」と、喜んで食べた。次男にとって、「おやじの味」は、この「パパナポリタン」なのかもしれない。

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© 2020 Masaki Nagaya. 

名古屋を拠点に、フリーランスのカメラマン、ライター、セミナー講師として活動する永谷正樹のHP。
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